19世紀ギターの弦(その1)
黒田さんのラコートモデルを手に入れて3年以上になりますが、弦についてはいろいろ試行錯誤してきました。購入時はハナバッハ・スーパーローが張ってあったので暫くはハナバッハを使っていました。その後は、詳細は省略しますが、アクィーラのアルケミア・ノーマル、所謂ナイルガットを使ったり、プロアルテのライトテンションを使ったりしました。そうこうしているうちに、やはり本物のガットを張ってみたいと思い、次に試したのが、ピラミッド社のフレットガット。
これは19世紀ギターコンサート等でお世話になっているHさんに教えてもらったもので、本当は名前の通りリュート等のフレットとして使うためのものですが、実際使ってみると弦としても十分使える感じがします。勿論弦用のガットの方が良いでしょうが、これでもガット弦の良さは味わえると思います。但し高音弦のみ。ゲージはこれも教えてもらった通りで、1弦 0.6mm 2弦 0.7mm 3弦 0.9mm。
ということで、ガット弦は音質的には非常に良いのですが、爪弾きだと傷みやすく、特に1弦は切れてしまったりもしたので、ハナバッハ・スーパーローを
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